エビデンス付き医療情報を有する、医療/健康に悩む方に特化したボランティアパネルの活用
世の中の調査やレビューサイトを見回してみると、ステルスマーケティングが横行していたり、誰のものとも知れない口コミが蔓延しています。
特に「健康」に関わる情報は非常に個別性が高いにもかかわらず、自分と同じ悩みを抱えている方がどのような製品やサービスを使いどう感じたのかといった情報に辿り着くことは非常に難しくなっています。
世の中にはたくさんの調査会社があり、会員数も私たちの10倍以上を抱えているようなリサーチ会社はたくさんあります。
しかし、その多くはアンケートの自己申告に応じて回答者をセグメント分けしたり、企業からの依頼に基づいて調査を行い、結果の公表についても調査依頼元が判断することになります。
そこで、私たちは独自に健康や医療データ(過去の健康診断や医療機関の受診、処方等データ、ウェアラブルデバイスやアプリ等から直接収集した日常の運動・睡眠その他の生活データ等)を収集したエビデンス付き医療情報パネルの構築を検討しています。
また、それらのデータを用いて適切にセグメント分けされたターゲットに自社調査という形で多数の調査を行い、その結果を中立の立場で公表していく予定です。
エビデンスつき医療/健康情報を持った方による適切な情報の収集及び発信が行われることで、健康に悩む方は自分と同じセグメントの方による正しい製品/サービス評価の情報に触れることができるようになります。
また、自主調査データを企業に対して提供することで、企業はこれまでは不可能だったエビデンスに基づいた製品/サービス開発やマーケティングの手法を検討することが可能になり、最終的には健康に悩む方にとって適切な環境が構築されていくことを期待しています。
ただし、我々のサービスを実現するためには、このような情報に価値を感じていただける企業の方々と歩みをそろえて事業を展開していく必要があります。
エビデンス付き医療情報を用いた中立の調査は、より患者・消費者に寄りそう企業にとってはプラスに働く一方で、当該調査結果が企業にとって望まない内容となる可能性もありえます(ネガティブな情報の公開方法については検討中です)
それでもこれらの情報に価値を感じていただけるような方々とともに、私たちは事業を進めていきたいと考えています。
対象となるのは食品や化粧品、飲料、サプリメント、生命保険やフィットネス等を想定していますが、それ以外でも本件に興味をお持ちいただける様々な業界のマーケティングやブランディング、調査等の担当者様がいらっしゃいましたらご紹介いただけますと幸いです。
▼会員数
約60万人の医療ボランティアを有し、毎月数百名以上を臨床試験へご紹介しています。
単純なウェブリサーチパネルと異なり、リアルな場でのモニターなどにアクティブな層となっていること、医療に特化しており様々なデータ収集が可能であることが特徴です。
▼調査
これまで大手の製薬企業や医療機関等からの依頼、もしくは自社調査を含めて多数の実績があります。
今後、単なる調査や臨床試験ボランティアの枠を超えた、唯一の「エビデンス付き健康情報パネル」を構築してまいります。
▼新規提携
新サービス「QLife Review」はリリースに向けた準備、サウンディングのステージですが、数社より興味関心をいただき、具体的な活用に向けて協議中です
実際に紹介するかどうかは話を聞いた後に判断できます