クラウドサービスの利用は、生産性向上やDX推進といった経営課題の解決策として多くの企業で採用されています。特に、大企業やDX推進に積極的な企業にとって、柔軟な働き方を支援するSaaSは生産性向上に欠かせないなツールとなっています。
一方で、従業員が多数のID・パスワードの管理に苦慮し利用が進まないことや、個々のSaaSのセキュリティ対策・アカウント管理が煩雑で運用管理者の負担になっていることなどが課題となっています。
さらには、SaaSの利便性を悪用したサイバー攻撃のリスクも高まっており、これらの複合的な要因が、企業におけるSaaSの利活用と定着を妨げる大きな障壁にもなっています。
① IDとパスワードの統合管理:
企業が利用するクラウドサービスとHENNGE Oneを連携することで、1つのIDとパスワードだけでそれぞれのクラウドサービスにアクセスすることができるようになります。
従業員は HENNGE One のIDとパスワードだけを覚えていれば連携している全てのクラウドサービスにシームレスにアクセスすることができ、また運用管理者は一元管理により大幅に業務負担が軽減されるだけでなく、HENNGE One のIDとパスワードに対する多要素認証を実装することでセキュアな環境を実現することができます。
これにより、従業員はストレスなくSaaSを活用することでき、かつ運用管理者は企業のさらなる業務効率化・DX化に従事することができます。
② クラウドメールやクラウドストレージの情報漏えい対策:
従業員のうっかりミスによるメールの誤送信や悪意のある情報の持ち出しを社内のルールや従業員のリテラシー依存せずシステムで防ぎます。
例えば、添付ファイルをメールで送る際に、従来は一度従業員で暗号化してから取引先に送り、また別でパスワードを送るといった運用が主流でした。この方法は、メールを送る従業員のて手間になっているだけでなく、もし誤って送ってしまった際にはそのメールを取り戻すこともできません。
<添付ファイルの自動化機能>
HENNGE One では、メールの添付ファイルを自動でURL化する機能があり、送信者はファイルを添付して「送信ボタン」を押すだけで、セキュアにファイルを取引先に送ることができます。またURLで共有する方法のため、万が一宛先を間違った場合でもリンクを失効することで、情報漏えいを防ぐことができます。
<キーワードを指定してメールを自動削除>
うっかりミス以外にも、最近では従業員が転職時に会社の機密情報を持ち出すといった悪意のある行動が起因となったインシデントも多く発生しています。HENNGE One では、例えば「社外秘」「機密」といったキーワードがメールの本文や添付ファイルにあった場合、自動で削除する機能があります。これにより、重要情報の持ち出しによるインシデント発生を未然に防ぐことができます、
その他にも、メール監査対応用のメールアーカイブ機能や大容量ファイル転送機能など、セキュリティと利便性の両方を兼ね備えたソリューションで企業が抱えるセキュリティ問題を解決していきます。
③ 外部からの攻撃対策:
Microsoft365 のようなクラウドメールに対して、通常のメール脅威対策では対応が難しいよう怪しいメールやファイルを自動で検出し隔離する機能と標的型攻撃を想定したメール訓練で用いて、メールを起因した脅威から企業を守ります。
<負荷は最小限、効果は最大に。標的型攻撃メール訓練で組織全体のセキュリティレベルを向上>
昨今、受信者を騙してマルウェアに感染させたり、機密情報を盗み取ったりする悪意のあるメールは非常に巧妙化しており、システムと人の両方の観点から対策が必要と言われています。
特に「人」の観点において、HENNGE One では怪しいメールを受信した際の報告を簡単に行える標的型攻撃メール訓練をご用意しています。
従来、メール訓練実施の評価指標として「メールのクリック率」が多用されていますが、クリック率だけでは訓練の効果を正確に判断できない課題があります。
HENNGE One では Outlook や Gmail に「報告機能ボタン」をアドオンできる機能をご用意しており、従業員の「怪しいメールを受け取ったけど、どこに・何で・誰に報告して良いかわからない」といった問題を解決することができます。報告ボタンは訓練時だけでなく日常業務でも利用することができるので、脅威に対する報告文化を組織に根付かせ、従業員全員全体でレベルアップすることができます。
クラウド導⼊で⽣産性向上を図る企業に対し、クラウド利⽤時の障害を取り除くサービスをワンストップで提供全社⼀括導⼊により、⽇々従業員が利⽤するクラウドサービスの安全性と利便性を⾼めます。
▼導入実績
● 契約企業数 3,182 社・契約ユーザー数 265万人・継続率 99%以上
● 導入事例(一部抜粋)
・トヨタ車体株式会社
・株式会社ファミリーマート
・渋谷区
・三井ホーム株式会社
・日本貨物鉄道株式会社
・ダイワボウ情報システム株式会社
・スズキ株式会社
・オーケー株式会社
・三井ホーム株式会社
・グンゼ株式会社
・I-PEX株式会社
・フジテック株式会社
・パーソルホールディングス株式会社
など
▼メディア掲載
・クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」がARR(年間経常収益)100億円を達成
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000231.000007098.html
・メールの誤送信と情報漏えいを防ぐ「HENNGE Email DLP」が、AWS認定ソフトウェアになりました
https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2025/04/11/52656.html
・HENNGE Oneの「安全なファイル送信」利用社数が50万社を突破 〜 提供開始から3年で脱PPAPのトレンドがますます鮮明に
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000205.000007098.html
・
実際に紹介するかどうかは話を聞いた後に判断できます