現在、日本企業は急激なインフレや金利上昇、円安の進行への対応など、
ここ数十年で経験したことのない、先を見通すことが極めて難しい状況に突入しています。
企業が的確かつ迅速な経営判断を行う為に、経理財務部門にはこれまで以上に、
正確な財務データをリアルタイムに把握することが求められています。
上記に加え、東証からのPBR改善要請、海外投資家対応、IR資料の英文開示など、
CFO組織が担当する役割/重要性は、日に日に高まりを見せています。
上記実現の為、経理財務業務の生産性向上、余力の創出は、どの企業も目指し改善を重ねてきているいますが、
その実現に向け課題が残っています。
会計システムの進化やERPシステムの浸透などで会計データの標準化やスピード化に一定の成果はありましたが、
経理財務のオペレーションの現場、とりわけ決算業務においては、まだまだマニュアル作業が多いのが実態です。
不確実性の高い状況下においても新しい企業価値を創造し続ける企業の経営を支えるためには、
デジタルを活用し、仕事のやり方自体を変革して経理部門の働き方を改善することが不可欠です。
BlackLineは経理業務の生産性の向上と、ガバナンスの強化を実現することを目的としたソリューションであり、
ERPシステム(以下、ERP)を補完します。
Fortune 500のうち、約66%はBlackLineユーザーであるデータが示しているように、
欧米の最先端CFO組織では「ERP×BlackLine」で経理業務オペレーションを確立させています。
(※2024年2月14日時点)
それでは、BlackLineを活用すると、業務がどう変わるのでしょうか。
3つのソリューション領域に沿って、ご紹介します。
①Financial Close Management
・単体決算/連結決算を行う中で発生する、ERP外で行なっている「マニュアルワーク」をデジタル化します。
・例えば、「タスク管理機能」を用いることで、決算プロセスをデジタル化します。
長年、紙・エクセルで当たり前に実施してきた、決算プロセスをBlackLine上で行うことで、業務が「デジタル化」「可視化」されます。これらにより、属人化の解消、外部監査人とのやりとり効率化、完全リモートワーク決算の実現できます。
・また各種「自動化」機能を活用することで、生産性向上に寄与します。
例えば、入金消込に代表されるような煩雑な「消込業務」にも対応します。
N:Nの照合や任意のキーがない状態においても、ルールベースでの設定で、消込業務を自動化します。
・また手仕訳が多くある場合、「仕訳入力・ワークフロー機能」を活用することで、自動化が見込めます。
事前に定めたルールに従いBlackLineで自動的に仕訳を生成し、ERP側に連携します。
例えば、前払費用科目の費用化仕訳、配賦や振替などルール化できるものは全て、ブラックラインの自動化のスコープです。
②Intercompany Financial Management(会社間取引)
・関係会社間の内部取引、債権債務の差異を”ゼロ”にすることが可能になります。
・国内/海外子会社で使用している既存のERP/会計システムはそのままに、
BlackLineソリューションを併せて活用することで、変革を支援します。
・関係会社間の契約管理、トランザクションデータに基づいた仕訳自動生成、
補助簿管理、照合自動化、ネッティングの工程を、包括的にカバーします。
・移転価格税制、BEPS 2.0対応としても、有効なソリューションです。
③Financial Report & Analysis
・リアルタイムにグループ全体の財務分析が可能になり、
今まで見えなかったデータが、正確に捉えられるようになります。
・全世界の既存ERPシステムに手を加えることなく、海外含めた連結ベースのデータに、
決算期のみならず期中でもリアルタイムに、明細情報までドリルダウン分析が可能になります。
・また予実ベース前期比ベースでの増減分析を行う際に、
増減理由の特定をAIがサジェストし、文書化支援しますので、抜本的な効率化にも貢献致します。
「全ての経理財務が経理の羅針盤になる世界の創造」を目指して事業を進めています。
ブラックラインは経理業務プロセスの可視化、標準化、自動化、統制強化を実現する経理業務変革プラットフォーム「BlackLine」を提供しています。
世界130か国以上、約4,400社の企業、385,000を超えるユーザーに利用され、Fortune50企業の66%・Fortune500企業の50%で採用されています。
(2024年2月14日時点)
特に決算業務を中心に、既存の会計システムなどでカバーされない手作業をデジタル化することで、
経理人材のスコアキーパーからビジネスパートナーへのシフトを支援します。
▼導入実績
アサヒグループジャパン株式会社
旭化成株式会社
ブックオフグループホールディング株式会社
花王株式会社
ニデック株式会社
株式会社メタルワン
森永製菓株式会社
▼メディア掲載
「経理財務が経営の羅針盤になる」--ブラックライン、日立ら3社とパートナー契約を締結
https://japan.zdnet.com/article/35215846/
ブラックライン、「働きがいのある会社」ランキング(小規模部門)に2年連続ランクイン
https://hatarakigai.info/ranking/certified_companies/1001_639.html
▼プレスリリース
https://www.blackline.jp/info/press/
実際に紹介するかどうかは話を聞いた後に判断できます